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微小粒子状物質(PM2.5)の『悪』レベル時は狭心症リスク増加

  • 作成言語: 韓国語
  • 基準国家: すべての国家country-flag
  • その他

作成: 2025-03-22

作成: 2025-03-22 11:34

大気汚染物質(PM2.5など)のレベルが「悪い」場合、狭心症のリスクが最大25%増加するという研究結果が出されました。高濃度の微小粒子状物質に48時間以上さらされると、狭心症の発症リスクが高まりました。

高麗大学校九老病院の循環器センターのナ・スンウン教授チーム(高麗大学校九老病院チェ・ビョンゴル博士、保健科学大学保健環境融合科学科キム・ソンウク教授、イ・ミンウ研究教授との共同研究チーム)は、2004年から2014年まで、冠動脈疾患のない6430人の研究対象者を選び、大気汚染への暴露時間と冠動脈疾患の発症リスクの相関関係を分析しました。大気汚染の測定値は、韓国環境技術研究院の発表資料を基準とし、微小粒子状物質(PM10)、二酸化硫黄、窒素酸化物、一酸化炭素、オゾンの計5項目に分類して比較しました。

その結果、大気環境指数が「悪い」レベル(微小粒子状物質の濃度72時間基準平均85㎍/㎥)は、大気環境指数が「良い」レベル(微小粒子状物質の濃度72時間基準平均25㎍/㎥)の場合と比べて、狭心症の発症リスクが25%増加することが分かりました。また、微小粒子状物質の濃度が平均20㎍/㎥増加するごとに、狭心症の発症リスクは4%増加しました。

微小粒子状物質(PM2.5)の『悪』レベル時は狭心症リスク増加

微小粒子状物質は血液に侵入し、血管の炎症を活性化させ、この炎症が狭心症の原因となると考えられます。

大規模な研究で、微小粒子状物質が狭心症の発症原因となることを証明したのは今回が初めてです。

ナ・スンウン教授は、「特に女性や65歳以上の高齢者、高血圧患者など、心血管系が弱い人は、マスクを着用したり外出を控えたりするなど、微小粒子状物質に注意する必要があります」と強調しました。

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